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大智院(知多市)

(だいちいん)

大智院は、愛知県知多市にある真言宗智山派の寺院で、長い歴史と文化を誇る名刹です。山号は金照山(きんしょうざん)と称し、本尊は聖観世音菩薩を祀っています。境内には樹齢千年を超えるとされる大樟や「めがね弘法」として知られる弘法大師像「身代大師」があり、多くの参拝者が訪れます。

大智院の歴史

創建と由来

大智院は、聖徳太子によって開基されたと伝えられる由緒ある寺院です。本尊である聖観世音菩薩と前立の馬頭観世音菩薩も、聖徳太子による御作とされています。当初の山号は「楊柳山」でしたが、戦乱を免れたことから、元禄5年(1692年)に現在の「金照山」に改められました。

大野・宮山城主佐治氏との関わり

明応7年(1498年)、大智院は大野・宮山城主佐治氏の祈願所となり、その庇護を受けて発展しました。その後も地域の信仰を集め、歴史の変遷を経ながら今日に至っています。

身代大師と「めがね弘法」

安政年間(19世紀半ば)、盲目の老人が身代大師に祈願したところ、奇跡的に視力を取り戻しました。しかし、その代償として身代大師の左目に傷が残ったと言われています。感謝の意を込めて老人が大師像に自分の眼鏡をかけたことから、「めがね弘法」として広く知られるようになりました。

境内の見どころ

樹齢千年の大樟

大智院の境内には、八百比丘尼(やおびくに)が植えたと伝えられる樹齢千年を超える大樟(おおくす)がそびえ立っています。知多市の指定保存樹木に指定されており、その荘厳な姿は訪れる人々を圧倒します。

身代大師像

「めがね弘法」として親しまれる身代大師像は、弘法大師自らが大智院に残した尊像です。眼病平癒の霊験があるとされ、多くの人が祈願に訪れます。

文化財

知多市指定文化財

これらの貴重な文化財は、大智院の長い歴史と信仰の深さを物語っています。

アクセス情報

電車でのアクセス

まとめ

大智院は、聖徳太子の開基による歴史ある寺院で、「めがね弘法」として親しまれる身代大師や、千年の時を刻む大樟など、見どころの多い名刹です。文化財の宝庫であり、地域の信仰を支えてきた歴史的な存在として、今も多くの人々が訪れています。

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名称
大智院(知多市)
(だいちいん)

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